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ご挨拶

大腸がんはすでに外来で治す時代に入りました。
大腸がんは早期であれば転移がない病変が多いため戦って治せるガンなのです。そのため国・自治体も大腸がんの早期発見・早期治療の促進を図るため本格的な検診体制の拡充に取り組んでいます。しかし、それだけでは十分とは言えず、『治す』ためには『早期発見』が不可欠であり、それには『内視鏡検査』が必要となります。
私は、『無痛性全大腸内視鏡検査』を行うことにより従来の隆起したポリープ型だけでなく粘膜より陥凹した腫瘍である『陥凹型』に注視し、外来においてガンの摘出手術を実践・証明してきました。
また、国内外での発表・研究活動、企業などからの依頼に応じ講演や原稿を執筆することで内視鏡検査の必要性をお伝えする機会を持つことができました。

今後は、『大腸がんは外来で治せる』ということを『苦痛の少ない やさしい内視鏡検査』をすることで、さらに多くの方への普及に努めたいと思います。